こんにちは、tkmです。
日本と米国の修士の違いとか、データサイエンティストのキャリアとかを日本ソーシャルデータサイエンス学会の学会誌に寄稿したので一応ブログにも残して置きます。
www.jsdss.org
タイトルは「日米データサイエンティスト教育の違い」と物々しくなってますが、日本と米国の修士を両方経験する人は稀なのと、
日本だと良くわからない”海外では〜”論が蔓延しがちなので、実際に経験した身として感じたことを書くのも一興と思い寄稿させて頂きました。(留学に際して大変お世話になった筋というのもありましたが)
TL;DR
- 日米修士課程で違いはあれど、大きい優劣があるとは思わない
- 日本は卒論修論での研究・執筆経験の充実している
- 米国はプロジェクトベースの苛烈な授業メインで卒論は必須ではない
- 現状の日本のシステムは教員の犠牲で成り立ってるので、よりシステマチックな米国方式を一部取り入れた方が良いのでは
- データサイエンティストは実務経験重要だから日本の新卒採用は良いよ。
- データサイエンティストの仕事も多様化しているので、自分の目指すスキルのポートフォリオを考えてキャリアをデザインする必要がありそう。