コネなし論文なし英語苦手なアラサーのおっさんだけど米国CS大学院入学に頑張ったので全てを晒す ー 国内奨学金応募 -
こんにちは。tkmです。
今回は国内奨学金の応募について書いていきます。
まずこういった事情があるので米国PhDを目指す人は必ず奨学金に応募しましょう。
アメリカ一流大学のPhDプログラム、日本から受けても奨学金無しではまず受からず、自分の観測範囲では約9割がもっともらしい理由と共に受験を諦め、残りの1割が出願して全落ちする印象なので、最近では実際に出願するところまでいってくれれば「とても骨のあるやつだ」と見るようになっている。
— Mr. ベイエリア (@csstudyabroad) 2017年8月31日
二年の奨学金でトップスクールいくつかからオファー貰った人は知ってます。奨学金の効果は財政面半分、能力の証明半分という印象です。
— Mr. ベイエリア (@csstudyabroad) 2017年8月31日
米国PhDでは指導教員が学生の給料を負担するので、英語の怪しい日本人を取ってもらうには奨学金を持ち込む必要があります。
最近は最初の1年は学部が給料を負担したりとかバリエーションがあるみたいですが楽観しないほうがよいです。
出願時に間に合う奨学金に応募する
留学奨学金には出願前に内定が出るものと、合格後に申し込む2つがあり、出願前に内定を貰うやつでないと出願でアピール出来ないのでそちらを優先しましょう。
これらの奨学金は9, 10月が締切になるのでTOEFLとかもこれまでに用意する必要があります。
独断と偏見による国内奨学金紹介
日本学生支援機構 海外留学支援制度(大学院学位取得型)
学費(上限あり)+ 生活費がでる。他の奨学金等との併給が可能なのも特徴。
昔は殺意が湧くほど申し込みが面倒だったけど2017年は大分改善された
日本学生支援機構の留学奨学金は今年かなり改善されたけど、アレは河野大臣が言ってくれたのかな?
— Takami Sato (@tkm2261) 2018年4月13日
去年まではクソみたいな書類を要求する上にコピーを8部要求するから
レターパックに収まり切らなかった。
レターパックに収まらない書類って使った事ある人なら、どれだけ頭おかしいかわかると思う
日本学生支援機構の留学奨学金は志望したプログラムの概要とかアプリケーションで引用した全箇所の和訳を要求するの辞めてほしい
— Takami Sato (@tkm2261) 2018年4月13日
「俺はこれから英語読めない人達に留学選考されるのか。。。」と思うとやるせない
トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム
学生のみ対象なので知らない
Funai Overseas Scholarship(大学院留学)
多分PhD留学で最も有名な奨学金。授業料全額と生活費がでる。
奨学事業 これまでの奨学生|公益財団法人船井情報科学振興財団(FFIT)
ここの奨学生のレポートを読むと出願における奨学金の威力がよくわかります
村田海外留学奨学会
学生のみ対象なので知らない
伊藤国際教育交流財団
魅力的だが願書を黒ボールペンで手書き指定という鬼畜の所業を要求する。
英語で1,500~2,000 wordsの留学先での研究テーマも必要なので出願は大変
中島記念国際交流財団
授業料(上限あり)+生活費+渡航費
平和中島財団
生活費+渡航費
ここも留学計画書を手書き指定という鬼畜の所業を要求する。
フルブライト奨学金
名前聞いたこともある人は多いと思う。給付内容はすごい良いが、
卒業後の帰国義務+2年間の日本滞在が必要なので、向こうで働きたい人は使えない。
重田教育財団
Twitterで教えてもらいました。
伝統あるところは院合格そのものより難しかったりしますよね...(私も落とされました)昨年始まった重田財団奨学金などチェックしてみてもよいかもしれません
— Takatoshi Yoshida (@TechPcho) 2018年4月11日
ここは合格後に申し込む奨学金なのでこれから申し込みます。